こんにちは、BOZU@田舎もんです。
第1話、第2話とうつ病の発症から再発に至るまでの経緯、症状について書いてきました。
今回は、再発に伴う自宅療養生活で何を考え何をしていたのかを書いてみたいと思います。
思わぬ方向に話が進んでいきますが、良かったらい付き合いください。
目次
うつ病再発後、1ヶ月の休職と自宅療養生活が始まりました。
ちょうど50歳を迎えた年でした。
「今はゆっくり休養するのが最優先」と言い聞かせ、仕事の事は努めて忘れるようにしました。
そのお陰で、寝起きこそ抑うつ感はあったものの、昼から夜にかけては普段と変わらぬ生活を送っていました。
多少の家事もこなしつつでしたが、正直時間を持て余すようになってきました。
余った時間は以前から興味のあった人生哲学やセカンドライフに関するような書籍を読み漁りました。
そんな日が続く中、フツフツと
「人生このままサラリーマンで終わっていいのか」
「もっとやりたいことがあるんじゃないか」
という思いが頭をよぎるようになっていました。
今回うつが再発したのも、一度人生立ち止まって、今後の人生を考えるために神様が与えてくれた機会ではないかとさせ思うようになったのです。
良きにつけ悪しきにつけ猪突猛進タイプの私は、一度思い込んだらとことん突っ走ってしまうところがあり、今回もご多分に漏れず「起業」に関する書籍を読み漁ることになるのです。
休職期間が終わる頃には、ほぼほぼ決意していたのかも知れません。
「いつか会社を辞めて起業してやる」と。
とりあえずは休職期間を終え、不安と緊張の中何とか復職することができました。
まずは午後からの短時間勤務ということで会社が配慮してくれました。
体力も落ちていたので、これは本当に有り難かったです。
それから数ヶ月間短時間勤務が続きましたが、朝も幾分落ち着いた気分で起きれるようになり、主治医からも”ほ寛解のお墨付きをもらい、フルタイムの勤務に戻ることになりました。
再発したうつ病もようやく影を潜めた一方で、起業への思いは日に日に強くなっていきました。
もちろん家族がいるので、自分一人の思いでは決めれません。
ましてやどんなビジネスで起業するのかもぼんやりしたままでした。
候補を2つ程に絞り込み、事業計画書を作って見ることにしました。
うつの再々発には気をつけながら、寝る間も惜しんで起業の勉強を続けました。
結果この数ヶ月後にサラリーマン生活に終止符を打ち、晴れて起業することになるのです。
うつの間にか話題がうつ病から起業にすり替わってしまいましたが、本当のうつの怖さ、地獄の日々の始まりは起業後に襲ってくるのです。
一旦連載はこれで終了したいと思います。
また機会があれば続きを書いてみたいと思います。

