こんにちは、BOZU@田舎もんです。
今回から連載で「健康のための美味しいコーヒーの嗜み方」をお伝えしたいと思います。
焙煎編、挽き方編、淹れ方編の順に書いていきたいと思いますので是非ご覧ください。
具体的な話しの前に、まずはコーヒーの健康効果からみていきたいと思います。
コーヒーに含まれる成分は主なものとしてカフェインとポリフェノールがあります。
煎茶や紅茶、ウーロン茶など日常的に飲む他の飲料と比べて、カフェインが多く含まれています。
ご存知の方も多いと思いますが、カフェインにには覚醒作用があり、頭をスッキリさせて集中力を高める効果があります。
また、利尿効果もあり、体内の老廃物の排出を促進させてくれます。
他にも、自律神経の働きを高めたり、運動能力を向上させたり、心臓の筋肉の収縮力を強化させたりするなど、多彩な効果が認められています。
一方のポリフェノールは、活性酸素などから身体を守る抗酸化作用の強い成分が入っています。
そのため、ポリフェノールには活性酸素が引き金となって起こるがんや、動脈硬化、心筋梗塞、などの生活習慣病の予防効果があります。
さらに、ポリフェノールが紫外線による肌のダメージを防ぐ効果も注目されており、コーヒーを1日2杯以上飲む女性は、紫外線による顔のシミが少ないという実験結果も報告されています。
こんなにも健康効果が高いコーヒーですから、できれば毎日美味しく頂きたいものですね。
ではどうやったら自宅でも美味しいコーヒーを嗜むことができるのでしょうか。
目次
コーヒーを嗜むまでの工程
一言で「コーヒーを嗜む」と言っても、その工程には様々なものがあります。
- 豆選び
- 焙煎
- 豆を挽く
- 淹れる
- アレンジする
などの工程を経てようやく「コーヒーを嗜む」ことができるのです。
一般の家庭では①②の工程を経た③豆を挽く工程から楽しむ方もいれば、挽いたコーヒー粉を買ってきて④淹れ方で様々な味わいを楽しむ方も多いと思います。
①の豆選びから自分で行う方はお店でもしてない限り余程のコーヒーツーかマニアの方だと思いますので、ここでは割愛しますね。
本来は豆の剪定が重要であることに違いはありませんが、そこはプロに任しておきましょう。
②の焙煎もなかなか自宅でされる方は少ないと思いますが、豆を購入する際の予備知識として知っておいて損はありません。
焙煎とは

コーヒーの味を左右する大事な工程が焙煎です。
なぜコーヒーに焙煎が必要なのでしょうか。
それはコーヒー豆を適度に加熱することで、成分の変化を促すためです。
コーヒーの原産地から日本に到着するコーヒー豆は、生の状態が一般的で、そのまま挽いてドリップしても味や香りはでません。
そこで必要なのが”豆を煎る作業”です。
これによって豆に隠された成分を変化させ、パワーを引き出すことができるのです。
この”豆を煎る作業”も豆によって焙煎時間を調整しながら理想の味わいに近づけるようにします。
具体的には、浅いと酸味が強くなり、深いと苦味とコクが増します。
この焙煎(ロースト)のレベルは一般的にライトからイタリアンまで8段階あると言われており、煎った時間ではなく色がポイントで、浅煎りほどカフェインが多めに抽出され、深煎りになればばるほどカフェインは控えめとなります。
8段階のローストとは
8段階のローストとは、
- ライトロースト
- シナモンロースト
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
となります。一般的に①から③が浅入り、④から⑥が中煎り、⑦から⑧が深煎りと言われます。
深煎りになればなるほど色は茶から黒に近くなります。
どのロースト豆を使うかは好みによるので、豆を買う際は店員さんに相談して買うのが良いと思います。
ちなみに我が家ではドリップコーヒーは中煎り、エスプレッソやカプチーノは深煎りを利用しています。
今回は焙煎に関するまさに”豆知識”を書いてみました。
次回は「挽き方編」をお伝えします。
健康のための美味しいコーヒーの嗜み方 ー挽き方編ー
健康のための美味しいコーヒーの嗜み方 ー淹れ方編ー