こんにちは、BOZU@田舎もんです。
私が普段使いしているデジカメは”NIKON 1 J5″というミラーレスデジカメです。普段使いと言っても、ちょっとした観光ドライブや旅行の際にしか持ち歩かないので、買って数年経ちますが、まだ本格的に使いこなしている域ではありません。
“NIKON 1 J5″はとても軽量コンパクトなのでかばんに入れて持ち歩いてもあまり気にならないのが良いところです。

そんな”NIKON 1 J5″の売りのひとつが「美しいボケ」の写真が簡単にとれるということです。
まずカメラで言ういゆゆる”ボケ”とは何かを見ていきましょう。
ボケとは焦点を合わせた被写体以外の前または後ろをぼかすことで、より被写体を際立たせる効果があります。
正確には「被写体深度」といい、ピントがあっているように見える範囲のことを指していて、「範囲が広いと被写界深度が深い」、「狭いと被写界深度が浅い」という言い方をします。
これには”絞り(F値)”が関係しており、絞りを開くと被写体深度は浅く(ボケる範囲が広い)なり、逆に絞りを絞ると被写体深度は深く(ボケる範囲が狭い)なります。
絞りとは、レンズが通す光の量を調整するためのカーテンみたいなものです。晴れた日にカーテンを全部開けると部屋にたくさん光が入るので、明るくなり、カーテンを半分しかあけないと、少し暗くなりますよね、というように部屋に取り込む光の量を調整するカーテンが、絞りというイメージになります。
ちょっと難しいですが、カメラのF値を小さくすればボケる範囲は広くなり、カメラのF値を大きくすればボケる範囲は狭くなると憶えておきましょう!
実際にカメラのF値を小さく(被写体深度を浅く)して撮った写真がこちらです。



いずれの写真もF値1.8に設定した写真です。如何ですか!?決して上手な構図ではありませんが、ボケがはっきりわかると思います。
撮り方は至って簡単で設定を「絞り優先モード」に設定しF値を小さくするだけですので、カメラ初心者の方でも簡単に撮影することができます。
NIKONの謳い文句もあながち間違いではなかったようです。
最近ではスマホのカメラ機能の性能向上に伴い、ボケる写真も簡単に撮れるようになりましたが、NIKON 1 J5をはじめとしたコンパクトミラーレスデジカメにはその他の機能も豊富なので、利用シーンによって使い分けるのがよいと思います。