こんにちは、田舎もん坊主です。
喫煙や受動喫煙が身体に悪いと言うのは、言わずもがなで今や常識となっています。
にもかかわらず、過去に何度も禁煙に失敗し未だに喫煙している私は余程意志が弱いか意志が強いかどちらかです。
しかし、一方では「タバコが脳やコロナには良い」という話も聞こえてきます。
タバコが健康に良いと言われても俄には信じられませんが、果たして信憑性はどうなのでしょうか。
今回はタバコが身体に悪いと言われる理由と、脳やコロナには良いと言われる理由をなるべく偏見なくまとめてみたいと思います。
特に愛煙家の皆さんは、是非本記事を参考にしていただければと思います。
あえて書く必要もないと思いますが、おさらいの意味も含めてタバコの悪影響のポイントを整理しておきます。
タバコには約4,000種類以上の化学物質が含まれています。
そのうち約200種類以上が毒物、約60種類は発がん性物質です。
中でも三大有害物質と言われるのが、ニコチン、タール、一酸化炭素です。
これらの成分により、さまざまながんを発症するリスクが高まります。
また、タバコはがんの発症だけでなく、心臓や血管系にも影響を及ぼします。
例えば、血管の収縮による血圧の上昇、血液の粘度の上昇、動脈硬化の進行、心臓への負担の増大などが挙げられます。
こういった状況が長く続けば、やがては狭心症や心筋梗塞といった命に関わる病気につながったり、手足の血管がつまり、腐ってしまうなどといった危険性もあります。
このようにタバコには多くの害があるのは間違いなさそうです。
最初に断っておきますが、もちろん「タバコは脳にもし悪い」という研究結果の方が大多数なのですが、今回は敢えて「タバコは脳に良い」という逆説的な研究結果を取り上げています。
ですので、決して無用なバイアスがかからないようにしてくださいね。
ましてや今タバコを吸ってない人が、この情報だけを鵜呑みにしてタバコを吸い始めるのも如何なものかと思いますので、あくまでも参考情報としてご覧いただければと思います。
以外かも知れませんが、タバコが脳に良いという学術論文は世界的にも数多く発表されています。
「ニコチンがアルツハイマーに効く」であったり、「タバコが認知症予防につながる」だとか、「タバコで脳萎縮が治る」といったものまであります。
学術論文があるということは何らかの効果が認められたということでしょうが、具体的にみてみましょう。
過去に金大医薬保健研究域薬学系の米田幸雄教授らの研究グループが発表した内容では、動物の脳細胞にニコチンを加えると、神経細胞ができる割合が増加したようです。
これを人間に適用できれば、アルツハイマー病など、神経細胞の脱落に起因する病気の予防や治療法開発につながる可能性があるということです。
もちろんこれらはメリットだけじゃなく、デメリットも強調しています。
『毒をもって毒を制す』ではないですが、有害な物質でもうまく使えば病気予防や治療に役立つ可能性があるということのようです。
漫画家で愛煙家の黒鉄ヒロシ氏なども「タバコが健康に悪いというのはでっち上げだ」とバッサリ切っています。
https://ironna.jp/article/2851
他にも「タバコが脳に良い」と唱える書籍も多数出版されています。
私は医学的なことはよくわかりませんが、仕事がひと区切りがついた時など気分転換にタバコを吸うと、頭がスッキリして気分も切り替えることができたという経験は数多くあります。
これが脳に良い影響を与えているかどうかはわかりませんが、体感的に良い面もあるのではないかと感じています。
繰り返しになりますが、あくまでもタバコを推奨するわけではありませんので、誤解のないようにお願いします。

これも俄には信じられない話しかも知れませんが、フランスのピティエ・サルペトリエール病院から発表された研究結果で以下の内容が明らかにされています。
同病院の研究チームが、新型コロナの患者343人と軽症の感染者139人を調査したところ、喫煙者の割合がわずか5%で、フランスの喫煙率約35%を大きく下回っていたそうです。
これを聞くと単に喫煙者の人口割合が低いからでしょうと思いますが、どうもそうでもないようです。
アメリカの学術論文「ニューイングランド医学ジャーナル」によると、中国では感染者1000人中の喫煙者の割合が12.6%という研究結果が出ているのですが、中国の一般人口の習慣的喫煙者の割合は約26%らしいのです。
つまり中国の喫煙率と比較しても、感染者の喫煙率は大きく下回っているというのです。
噂ではタバコ葉の成分を使ってコロナワクチンを開発しようという動きもあるようです。
本当にタバコの成分にコロナ感染を予防する効果があるとすれば、愛煙家の皆さんには朗報かも知れませんね。
愛煙家の皆さんにとっては永遠のテーマかも知れませんが、少なくともタバコの吸いすぎが身体に悪いと言うのは紛れもない事実です。
一方、ここまで書いたように一定の健康効果があるのも認めざるを得ません。
これは喫煙家目線のエゴやバイアスではなく、客観的事実に基づいたものです。
しかし単純に「身体には悪いけど脳には良い」という話でもありません。
結局のところ何でもそうですが、「過ぎる」のが良くないということだと思います。
節度をもって嗜好を楽しむのであれば、それはそれで人生のスパイスになるのではないでしょうか。
タバコは百害あっても、一利くらいはあるのではないかと思います。
喫煙を続けるか禁煙するかは人それぞれですが、少なくとも私は当面の間喫煙を続けたいと思います。
もちろん望まない人に悪影響を与えることのないよう喫煙マナーはしっかり守るのは絶対条件です。
今回はタバコが身体に悪いと言われる理由と、脳やコロナには良いと言われる理由をまとめてみました。
繰り返しになりますが、タバコは法を犯すものでもなく、嗜むのも嗜まないのも本人の自由です。
大切なのは、他人や世間の意見に左右されず、自分の気持ちに素直に従ってみることです。
もちろん家族や他人に迷惑を掛けてはいけませんが、そうでなければ結果はどうあれ自分の気持ちに素直になれば、自分らしく生きられるのではないでしょうか。
自分らしく生きることが結果的にストレスを軽減し、健康で生き生きとした生活を送ることに繋がると思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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