こんにちは、BOZU@田舎もんです。
私が普段使いしているデジカメは”NIKON 1 J5″というミラーレスデジカメです。
普段使いと言っても、ちょっとした観光ドライブや旅行の際にしか持ち歩かないので、買って数年経ちますが、まだ本格的に使いこなしている域ではありません。
また、昨今はコロナの感染拡大の影響で巣篭もり生活が続いており、全く出番がないのが寂しい限りです。
“NIKON 1 J5″は、とても軽量コンパクトなので鞄に入れて持ち歩いてもあまり気にならないのが良いところです。
今回はミラーレスデジカメ”NIKON 1 J5″の魅力とボケの性能についてレポートしたいと思います。
目次
2015年4月に発売された”NIKON 1 J5″ですが、その売りのひとつが「美しいボケ」の写真が簡単に撮れるということです。
私もそのキャッチコピーに惹かれ購入したひとりです。
もちろんこれ以外にも従来の製品とは異なる特徴がいくつかありますので、まずはその特徴をおさらいしましょう。
まず注目すべきは、レトロ感たぷりでとてもメカニカルなボディデザインです。
とてもコンパクトなので携帯性と収納性に優れ、カメラ初心者にも取っ付きやすいシンプルでスマートなデザインが特徴です。
“NIKON 1 J5″には多彩な撮影モードが用意されています。
オートやポートレートといった標準モードに加え、自動的に連写ができるスポーツモードや絞り優先モードなどシーンに合わせた多彩なモード設定が可能です。
これらばすべてジョグダイヤルで簡単に切替が可能です。
また、人物写真に対しては撮影後に補正を施すことができるメイクアップ効果も搭載されています。
動画モードでは、4K動画の撮影や、静止画をつなぎ合わせて動画に仕上げるタイムラプス撮影にも対応しています。
操作性での大きな特徴は、チルト可動式の液晶モニターを採用していることです。
可動角度は、上に最大180度、下に最大86度に対応しています。
高い位置からでも低い位置からでも無理なく撮影することができ、自分撮り用にも役立つ機能です。
さらに、セットアップメニューで「自分撮りモード」をオンに設定し、液晶画面を上に180度回転させると、画面上に「美肌効果」「セルフタイマー」「露出補正」のアイコンが表示されます。
それらをタッチするだけで、簡単にメニューを選択することができます。
とても優れた機能だと言えます。
AF追従で最高約20コマ/秒、AF固定で最高約60コマ/秒に対応しています。
JPEG撮影はもちろんのことRAW+JPEG撮影の際もこのスピードで撮影することができます。
以上簡単に特徴を見てきましたが、もちろんこれら以外にも優れた特徴はたくさんありますので、詳しくはNIKONの公式サイトでご確認ください。
まずカメラで言う所謂”ボケ”とは何なのでしょうか。
ボケとは焦点を合わせた被写体以外の前または後ろをぼかすことで、より被写体を際立たせる効果があります。
正確には「被写体深度」といい、ピントがあっているように見える範囲のことを指していて、「範囲が広いと被写界深度が深い」、「狭いと被写界深度が浅い」という言い方をします。
これには”絞り(F値)”が関係しており、絞りを開くと被写体深度は浅く(ボケる範囲が広い)なり、逆に絞りを絞ると被写体深度は深く(ボケる範囲が狭い)なります。

絞りとは、レンズが通す光の量を調整するためのカーテンみたいなものです。
晴れた日にカーテンを全部開けると部屋にたくさん光が入るので、明るくなり、カーテンを半分しかあけないと、少し暗くなりますよね、
というように部屋に取り込む光の量を調整するカーテンが、絞りというイメージになります。
ちょっと難しいですが、カメラのF値を小さくすればボケる範囲は広くなり、カメラのF値を大きくすればボケる範囲は狭くなると憶えておきましょう!
実際に”NIKON 1 J5″でF値を小さく(被写体深度を浅く)して撮った写真がこちらです。
いずれの写真もF値1.8に設定した写真です。
如何でしょうか、決して上手な構図ではありませんが、ボケがはっきりわかると思います。
撮り方は至って簡単で設定を「絞り優先モード」に設定しF値を小さくするだけですので、カメラ初心者の方でも簡単に撮影することができます。
NIKONの謳い文句もあながち間違いではなかったようです。
最近ではスマホのカメラ機能の性能向上に伴い、ボケる写真も簡単に撮れるようになりましたが、NIKON 1 J5をはじめとしたコンパクトミラーレスデジカメにはその他の機能も豊富なので、利用シーンによって使い分けるのがよいと思います。
今回はミラーレスデジカメ”NIKON 1 J5″の特徴とボケの性能についれレビューしました。
とても軽量コンパクトで操作も簡単なので、本当にカメラ初心者の方でも手軽に楽しく撮影ができると思います。
またレビューにも書いたとおり、ボケの性能も確かなので、様々なシーンで味のある写真撮影をお楽しみ頂けます。
とてもおすすめの名機だと思います。