こんにちは、田舎もん坊主です。
正月三が日には毎年約20万人の参拝者が訪れる石川県屈指のパワースポット白山比咩神社(しらやまひめじんじゃ)。
日本三名山の一つに数えられる白山(はくさん)を神体山とする白山比咩神社は、全国に約3千社以上ある白山神社の総本宮で、地元では「しらやまさん」と呼ばれ親しまれてきました。
白山は「白き神々の座」として古くから都人たちのあこがれの山でした。
白山比咩神社の御祭神は菊理媛神(くくりひめのかみ)という女性の神様で、「ご縁を括る(くくる)」神と言われています。
他にも伊弉諾尊(いざなぎのみこと)、伊弉冉尊(いざなみのみこと)が祀られています。
今回はそんな石川県屈指のパワースポット白山比咩神社の見どころをご紹介したいと思います。
また、住民目線で周辺のおすすめスポットもご紹介しますので、是非ご参拝の後に足を運んでいただければと思います。
- 白山比咩神社の見どころを知りたい方
- 石川県の観光スポットをお探しの方
- 石川県のパワースポットをお探しの方
- 白山比咩神社の周辺のおすすめスポットを知りたい方
平成29年で開山1300年を迎えた霊峰白山。
霊峰白山は、二千年以上も前から神々が住まう神聖な場所として崇められ、人々は「白山」に向かい手を合わせ、感謝の真心を捧げてきました。
白山比咩神社の歴史は、そんな霊峰白山の歴史とともにあります。
崇神天皇(すじんてんのう)7年(前91)、本宮の北にある標高178mの舟岡山(白山市八幡町)に神地を定めたのが創建と伝わります。
応神天皇(おうじんてんのう)28年(297)には手取川の河畔「十八講河原」へ遷り(うつり)ましたが、氾濫のためしばしば社地が崩壊するので、霊亀2年(716)に手取川沿いの「安久濤の森」に遷座しました。
文明12年(1480)の大火によって、40余りの堂塔伽藍がことごとく焼失し、末社三宮が鎮座していた現在地へ遷りました。
白山比咩神社ホームページより
見どころの前に、白山比咩神社へのアクセス方法を紹介します。
北陸新幹線の開業で東京ー金沢間は2時間30分と大幅に時間短縮し、首都圏からのアクセスが大幅に改善しました。
大阪からも特急サンダーバードを使えば、2時間15分程度で金沢までアクセスできます。
白山比咩神社は、金沢駅から車で約30分程度の白山市中心部から白山麓へ抜ける山沿いの道にあります。
金沢駅からは鉄道やバスなどもありますが、周辺にはおすすめの観光スポットもありますので、できればレンタカーや自家用車でのアクセスがおすすめです。
それでは早速見どころをご紹介します。

拝殿前の境内は、静かながら凛とした厳かな雰囲気が漂っています。
表参道から拝殿に続く自然の木々に囲まれた長い階段は、参拝前の心を清めてくれるでしょう。
階段を登ると、神門がお出迎えしてくれます。
神門を潜ると、緑が映える木々と神聖なる拝殿がまるで絵画のように美しく、凛とした気持ちになります。
白山比咩神社には表参道の他、北参道、南参道があります。
北参道から拝殿までの見どころが大ケヤキです。
右手に凛とそびえたつ大ケヤキは白山市の指定天然記念物にもなっています。
推定樹齢は1000年とも言われており、その存在感に自然のパワーと生命力を感じることができます。
写真がないのでイメージが伝わりにくいですが、是非現地でその存在感をお確かめください。
北参道駐車場に隣接して、貴重な宝物を数多く所蔵している宝物館があります。
古代から中世にかけての史料は、白山信仰を知る上で欠かせない文化財です。
加賀藩主前田家ゆかりの宝物などが多く展示されています。
個々の宝物は、歴史的・文化的価値も高く、その時代ごとの歴史ロマンが感じられます。
12月1日から3月31日までは冬季休館となりますが、ご参拝の際は是非お立ち寄りください。




冒頭にも書きましたが、白山比咩神社の御祭神は菊理媛神(くくりひめのかみ)で、正式には白山比咩大神(しらやまひめのおおかみ)と呼ばれています。
この「くくり」が物事を「くくり結ぶ」という意味を持つことから、菊理媛神は古来より「縁結びの神」と言われています。
こういう所以もあり、近年では白山比咩神社は「恋のしらやまさん」とも呼ばれるようになりました。
菊理媛神の縁結びのご利益を授かるには、恋文を書いて奉納する必要があります。
恋文を奉納する手順をご紹介しますね。
まずは拝殿で参拝を済ませましょう。
続いて、授与所でペンとバインダーを受け取り、恋文をしたためます。
したためた恋文は2つに折りにし、舞女さんに参拝記念印を押してもらいましょう。
記念印を押してもらったら恋文を巻いて赤い紐でくくります。
あとは恋文を奉納すれば完了です。
どうですか、恋文奉納って凄くロマンチックですよね。
白山比咩神社にご参拝の際は、是非「シアワセくくり」をご体験ください。
また、恋文の奉納以外にも、予約制ですが禊(みそぎ)体験をすることもできます。
是非金沢旅行の際は、白山比咩神社まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
せっかく白山比咩神社に足を運んだなら、是非周辺のおすすめスポットにも足を伸ばしていただきたいと思います。
今回は地元住民目線で周辺のおすすめスポットをいくつかご紹介します。




白山比咩神社から車で5分程度の場所にあるのが獅子吼高原です。
獅子吼高原の標高は約650m、山頂からの眺望はとても爽快です。
獅子吼高原には、山頂まで続くゴンドラやアスレチック施設、バーベキュー場などが完備されています。
紅葉シーズンには、とても美しい木々のコントラストを楽しむことができます。
また、山頂からはパラグライダーを楽しむこともできます。
近くを流れる手取川や白山市の街並みを一望できる空の旅は、とても贅沢で忘れられないな体験になると思います。
白山比咩神社参拝の後に是非お立ち寄りいただきたいスポットです。




白山比咩神社から車で数分の場所にあるのが石川県樹木公園です。
桜をはじめ様々な樹木が観賞できるおすすめスポットです。
広大な敷地には、芝生の広場や散策を楽しむ複数のコースが用意されています。
山頂には林業展示館や日本庭園などもあり、紅葉や森林浴など四季折々の楽しみ方ができる憩いの場としても広く親しまれています。
春の新緑や秋の紅葉の季節が特におすすめです。








特に虫好きのお子さんがいらっしゃる方にはおすすめのスポットです。
世界の珍しい昆虫の標本や生きている昆虫を展示しており、昆虫を見て触って学べる楽しい昆虫館です。
もちろん大人の方でも子供に帰って楽しむことができます。
こちらのスポットも白山比咩神社から車で数分の場所にありますので、お子様連れの方は是非お立ち寄りいただきたいスポットです。




最後にご紹介するのがおすすめのお食事スポットです。
古民家をそのまま活用した佇まいがとても味わい深いお店です。
お店で手打ちした十割蕎麦の味と香りが絶品のお蕎麦を提供してくれます。
有名人の人もたくさん訪れる地元でも有名なお蕎麦屋さんです。
おすすめは鴨せいろ蕎麦ですが、どのメニューもとても美味しいので、是非お店でお好きなお蕎麦をお選びいただければと思います。




今回は石川県屈指のパワースポット白山比咩神社の見どころと周辺のおすすめスポットをご紹介しました。
コロナの感染拡大の影響で、県外旅行を楽しむ機会も減りましたが、レンタカーやマイカーなら人との接触を減らして旅行を楽しむこともできると思います。
是非石川県屈指のパワースポット白山比咩神社で心のパワーをチャージしてみてはいかがでしょうか。
白山市には今回ご紹介したスポット以外にも、たくさんの見どころがあります。
「住みよさランキング2019」で堂々の第1位に輝いた白山市の魅力を、住人目線でまとめた記事もまとめていますのであわせてご覧ください。




最後までご覧いただきありがとうございました。