こんにちは、田舎もん坊主です。
思うようにPV(ページビュー)が増えずに悩んでいるブログ初心者の方も多いと思います。
私もブログを始めて3ヶ月くらいまでは、PVが一桁の日も多く、どうしたらPVが増えるのか本当に悩みました。
PVを増やすためには、検索で上位表示されるための「キーワード選定」が大切だとわかってはいましたが、何となく疑心暗鬼な部分もありました。
しかし、ブログを半年続けてみてわかったのは、検索順位が高いキーワードが多ければ、確実にPVは増えるということです。
今回は、その理由とSEO対策の5つのポイントについてまとめてみます。
- ブログ初心者の方
- 思うようにPVが増えない方
- キーワード選定の方法がわからない方
- 検索流入を増やしたい方

ブログ2年目に突入した当ブログのアクセス流入の約8割は検索流入です。
下のグラフは、Googleアナリティクスの直近1ヶ月の検索流入の内訳ですが、約8割が検索流入で、SNSからの流入は6%程度しかありません。




本来なら全体の2割か3割くらいまでSNS流入を増やしたいところですが、現状は検索流入に依存している状況です。
つまり検索で上位表示されないと、一挙にPVが減少する可能性も秘めているということです。
そして下のグラフは、Googleサーチコンソールの直近3ヶ月間の検索パフォーマンスの結果です。




合計表示回数が約4万件のうち、クリックされた回数は約4千7百回だったということです。
クリック率が11.4%、サイト全体の平均掲載順位は22.3位という結果でした。
一般的にCTR(クリック率)の平均値は1%程度と言われていますので、そこそこ高い方だと思います。
平均掲載順位は、あくまでのサイト内のすべてのページのキーワードの順位の平均のため、順位が高いキーワードもあれば、低いキーワードもあります。
参考までに、当ブログでは5位以内のキーワードが約10個、10位以内のキーワードは約30個あります。
下の表でもおわかりのとおり、掲載順位が高いキーワードほど表示回数数が多く、表示回数が多ければクリック数も増えるということです。
つまりPVを増やすには、検索順位の高いキーワードを増やすことが大切だということです。








ではどうすれば検索キーワードが上位表示されるのでしょうか。
ブログを半年続けてみて効果を感じたSEO対策のポイントをご紹介します。
得意分野の記事を書く
これはブログのジャンル選定にもかかわりますが、まずは自分が得意とする分野の記事を書くということです。
得意分野というのは、経験豊富な分野や好きな分野ということです。
得意分野であれば、必然的に記事の質が高くなり、権威性の高い記事になります。
何より得意分野の記事であれば、楽しく書くことができます。
まずは自分の得意分野を棚卸しして、どのような記事を書きたいのかを明確にしましょう。
検索ユーザの悩みを考える
自分の得意分野が明確になったら、その分野でどのような悩みが多いのかを考えてみることです。
検索する人の殆どは、自分の悩みを解決するために検索するのです。
ですので、検索する人はどのようなことに悩み、何を解決したいと思っているのかを仮説を立てて考えてみることが大切です。
私は主に心の健康に関する記事を書いていますが、健康になりたい人の多くは、健康不安を抱えていたり、健康になる方法を知りたいはずです。
漠然と考えるのではなく、性別や年齢などなるべく対象を絞り込んだペルソナを設定してみるのが良いと思います。
ペルソナとはマーケティングにおける架空のユーザー像や人物モデルという意味で、ターゲットとの違いはより深く、詳細に人物像を設定していくことです。
ユーザー像を一致させる上で重要な作業であり、ユーザーニーズを明確にすることができます。
検索されやすいキーワードを選定する
ペルソナが設定できたら、ユーザが悩みを解決するためにどのようなキーワードで検索するかを考えてみます。
例えば、うつ病の人が病気を克服したいと考えていれば、恐らく「うつ病」「克服」などのキーワードで検索すると思います。
但し、「うつ病」などのひとつのキーワードを設定しても、検索結果が多すぎて自分のブログが上位表示される可能性は極めて低くなります。
まずは、キーワードを3つほど組み合わせたロングテールキーワードを設定するようにしましょう。
ロングテールキーワードとは、複数のキーワードの組み合わせで構成された検索キーワードのことです。
月間検索回数が1万回を超えるようなビッグキーワードを軸にして、3〜4の単語数で構成され、月間検索ボリュームが千回未満と少ないものになります。
次に具体的なキーワードの選定方法をご紹介します。
キーワードを選定するために役立つのが、ラッコキーワードとキーワードプランナーです。
ラッコキーワードとは、 無料で利用できるキーワードリサーチツールです。
一瞬でキーワードリサーチに必要な情報を収集してくれるコンテンツ制作者のためのツールです。
一方、キーワードプランナーは、Google が持つ検索に関する膨大なデータを利用して、コンテンツ作成や広告配信のためのキーワードを見つけたり、キーワードごとの月間検索数を確認したりすることができるツールです。
これらを組み合わせて使うことで、検索されやすいキーワードを選定することができます。
私が普段行っている具体的な手順をご紹介します。
ラッコキーワードにアクセスし、トップページの検索ボックスにメインとなるキーワードを2つほど入力し検索します。




サジェスト結果ページで「全キーワードコピー」をクリック。




キーワードプランナーにアクセスし、「検索ボリュームと予測のデータを確認する」を選択します。




検索ボックスにラッコキーワードでコピーしたキーワードを貼り付け、「開始する」をクリックします。




データが表示されますので、「月間平均検索ボリューム」のタブをクリックして、検索の多い順にソートします。
月間検索ボリュームが高く、なるべく競合性が低いキーワードを選定するようにします。
その際に「ページ上部に掲載された広告の入札単価」が高額なものを選ぶとより収益に繋がりやすいと思います。




あくまでも選定したキーワードで記事が書けることが前提ですので、書けそうにないキーワードは避けるようにしましょう。
まずは結論を書いてから記事の信憑性を伝える
キーワードが決まったところで、いよいよ記事を書くわけですが、ポイントはまず結論から書くということです。
小説のように読み進めるうちに結果がわかる方がワクワクするという考え方もありますが、悩みを解決したい人はこの記事を読むと何がわかるのか、どのような結果になるのかといった結論を先に知りたいのです。
ですので、まずは結論を書く方が読まれやすくなります。
また、この記事はどのような人が書いたのか、信憑性はあるのかも気になるはずです。
ですので、自分はこの記事の分野に詳しい人間であるということを伝えることも大切です。
その分野での経験であったり、実績を紹介するのも有効です。
私は記事下に「この記事を書いた人」を表示するように設定しています。




うつ症状を何とかしたいと考えている人には、うつになったことがない人の意見よりも、うつ経験者のアドバイスを聞きたいと思うはずです。
そういう意味でも自分が何者であるかをアピールするのはとても有効なのです。
文章はポイントを絞ってわかりやすく書く
文章はなるべくポイントを絞ってわかりやすく書くようにしましょう。
冗長な文章だと、途中で嫌になり離脱される可能性が高くなります。
わかりやすい文章を書くためには、ライティングスキルを身につけることも大切ですが、何よりよりたくさんの記事を書くことが大切です。
おそらく30記事から50記事も書けば、自分なりの型が見つかると思います。
型が見つかれば、執筆時間も短くなりますし、自分の考えがスラスラ書けるようになると思います。
ですので、まずは30記事くらいを目指して頑張って書き続けるようにしてください。
なお、ライティングスキルが学べる書籍は多いですが、どの本がいいかわからない人には下記の書籍がおすすめです。
今回は、ブログ初心者におすすめの「検索キーワードが上位表示されるSEO対策」の5つのポイントをご紹介しました。
今回ご紹介したポイント以外にも、たくさんのSEO対策はありますが、あまりSEO対策にばかり捉われると逆に自分らしい記事が書けなくなる場合があります。
まずは今回ご紹介した5つのポイントに絞って対策してみるのが良いのではないかと思います。
大切なのは、役に立つ読みやすい記事を楽しんで書くということです。
スキルばかり詰め込んで頭でっかちになるより、まずは書いてみることが大切です。
余談ですが、私が使っているワードプレステーマ「SANGO」は読みやすいマテリアルデザインが特徴で、書く側も楽しく記事を書くことができます。
もしワードプレステーマでお悩みの方は、「SANGO」も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。




ひとりでも多くのブログ仲間が増え、皆んなが結果を出せるようになれば嬉しい限りです。
最後までご覧いただきありがとうございました。