薬でもサプリでもないプラセボ(偽薬)と「気休め」の健康効果とは

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こんにちは、田舎もん坊主です。

おまじないや験(げん)担ぎしてる人を見ると単なる気休めではないかと思う人もいるのではないでしょうか。

実はこの『気休め』というのが実に奥が深く、侮ってはいけないのです。

皆さんはプラセボをご存知ででしょうか。

薬でもなくサプリでもない「薬じゃない薬」とも言われています。

プラセボとは「偽薬・似せ薬・気休め薬」のことで、薬の形に似せた食品のことです。

もちろん医薬品ではありません。

「誰が買うの?」と思われる方もいると思いますが、このプラセボが結構売れているんです。

私を含めつまり少なからず効果を感じている人がいるのも事実です。

今回はそんなプラセボの効果と気休めの大切さについて書いてみたいと思います。

プラセボ効果とは

日本ジェネリック製薬協会によると、プラセボを服用することで「病気の症状が改善することがある」としています。

つまり臨床試験で実際に効果が認められたケースがあるということです。

この効果は、人間の身体に備わった自然治癒能力や暗示効果、期待効果、治癒環境などの諸要因によって生じた結果の総和というわけです。

薬の成分の効用ではなく、まさしく『気休め』の効用で病気の症状を改善させるということだと思います。

私が服用した感想としては、「効果があるようで無いような感じ」というのが正直なところです。

私は以前から軽い不眠症状があり、市販の睡眠導入剤の代わりに服用してみたのですが、服薬して間もないこともあり、あまり効果は感じられませんでした。

ただ副作用はありませんし、効果があると信じることで何となく気持ちが落ち着くのは事実です。

気持ちが落ち着くという事が、まずは大切なのかも知れません。

プラセボはどこで買える

プラセボは、普通にAmazonなど買う事ができます。

私が購入したのは、「プラセボ製薬のプラセプラス200」という商品ですが200粒入りで1,280円ですので、一粒あたり6.4円です。

もちろん『偽薬』と明記して販売されています。

ちゃんとした製薬会社から販売されているのはちょっと驚きです。

購入目的はさまざまで、自分で服用する方もいればご両親に服用させている方もいるようです。

ちなみに原材料は、還元麦芽糖/結晶セルロース、ステアリン酸カルシウム、微粒二酸化ケイ素となっています。

1粒(0.2 g)当たりの栄養成分は下記のとおりです。

  • エネルギー…0.802 kcal
  • たんぱく質…0.000 g
  • 脂質…0.004 g
  • 炭水化物…0.192 g
  • 食塩相当量…0.000 g

身体に悪いものは入ってないようです。

プラセボの口コミ

賛否ありますが、概ね高い評価が多いようです。

「気休め」とは結局何なのか

ここまでプラセボ効果について書きましたが、プラセボ効果は果たして単なる気休めなのでしょうか。

私は、半分正解で半分不正解だと感じています。

そもそも「気休め」とは何なのかということですが、言葉の意味や語源にも関係します。

気休めとは、「一時的な慰め、その場かぎりの安心、そのための言葉や行動」という意味があります。

なぜこのような「気休め」の効果があるのかということですが、そもそも気とは何なのでしょうか。

気とは、中国思想や道教や中医学(漢方医学)などの用語の一つで、一般的に『気』は不可視であり、流動的で運動し、作用をおこすとされています。

しかし、気は凝固して可視的な物質となり、万物を構成する要素と定義するという解釈もあります(Wikipedia引用)。

なかなか解釈が難しいですが、何らかの作用があり、身体を含めた万物に何かしらの影響があるのは事実です。

中国古来の健康法である気功もそうですが、今人気のマインドフルネスや瞑想もこの気の作用を使ったものだと言うことができるかも知れません。

気や意識にエネルギーがあることは科学(量子力学)でも証明されつつありますが、気には精神を良くも悪くもコントロールする作用があるということのようです。

量子力学については、下記のサイトでわかりやすく説明されていますので参考にしてください。

https://persol-tech-s.co.jp/i-engineer/interesting/ryoshirikigaku

「気休め」に話を戻すと、「気休め」とは語源のとおり「気を休める」つまり心や精神を休息させる、落ち着かせるということです。

ですので、気を休めることで不安や恐怖、焦燥感、イライラといった負の感情を抑えることができるのです。

例えばメラトニンが生成され睡眠作用が起きやすくなったり、幸せホルモンであるセロトニンの働きが改善されたりします。

身体の不調の場合はあまり即効性はないと思いますが、精神バランスが整うことで身体にも少なからず変化が出てくるのだと思います。

こう考えると、「たかが気休め」ですが「されど気休め」のように思えます。

ですので、おまじないや験担ぎはとても理にかなっているということが言えるのかも知れません。

まとめ

日本語には他にも「気」を使った言葉がたくさんあります。

・元気 ・嫌気 ・勇気 ・本気 ・天気 ・色気 ・弱気 ・運気 ・人気 ・短気 ・英気 ・浮気 ….

私たちのまわりで起こるすべての現象は、実はすべて「気」の作用なのです。

あなたは今いくつの「気」を持ってますか。

たまに「気」を意識してみるのもおもしろいかも知れませんね。

なお、本記事に掲載した健康法や健康効果はその効果を保証するものではありませんので、実践される場合はご自身のご判断と責任においてお願いします。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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