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こんにちは、田舎もん坊主です。
皆さん、ミニマリストと言うと何を思い浮かべますか。
コトバンクによると、ミニマリストとは持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人のことを指す言葉で、自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方が根底にあるそうです。
大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルというニュアンスが強い言葉です。
ミニマリストを語る際、物を持たない生活スタイルだけにフォーカスされがちですが、私は物を減らすことによって生活が丁寧になったり、心が豊かになったり、ひいては健康な生活を送ることこそがミニマリストの真髄ではないかと考えます。
今回はミニマリストの生活とはどういうものなのか、どうすればミニマリスト生活を始められるのか、それにより生活はどう変わるのかについて書いてみたいと思います。
- ミニマリスト生活に興味がある方
- 断捨離に興味がある方
- 心豊かで質の高い暮らしに関心がある方
- 無駄な生活費を抑えたい方
戦後の日本の高度成長期は、物を持つことが豊かさの象徴でもありました。
もちろんそれは否定すべきことではなく、物が生活を豊かにしている面があるのは紛れもない事実です。
家や車もそうですし、洋服や家電製品がないと私たちは生きていけません。
一方で、家の中は普段使わない不要な物で溢れかえっている事も多いと思います。
着なくなった洋服や使わない家電製品、使わない食器や雑貨類、これらがすべて不要な物だとは言えませんが、無くても生活はできるのではないでしょうか。
物を持たない生活とは、このようになるべく不要な物を持たない生活のことなのです。
不要な物を持たない生活とは、言い換えれば生活に最低限必要なものだけで生活をすることなので、必然的に家の中はシンプルで整理整頓しやすい環境になりますし、片付けやお掃除も簡単になります。
片付けやお掃除が簡単になれば、家事の時間も減りますし、自分の自由な時間も増えることに繋がります。
「物を持たない生活」とは、自分の時間を大切にすることに他ならないのです。
物を持たない生活をするためには、今ある不要な物を断捨離する必要があります。
断捨離とは、ヨガの断行、捨行、離行から生まれた言葉で、「もったいない」という固定概念から解放され、執着から離れ、取捨選択を行うことで本当に必要なものだけにすることを言います。
- 断=本当に必要なもの以外を買わず、いらないものを断つこと。
- 捨=家にある自分のものでいらないものを捨てること。
- 離=いつか使いそう、何かに使えるかも、という執着から離れること。
もちろん「もったいない」という概念は、日本人誰もが持つ尊い至心だと思いますが、価値観や生活スタイルの変化に合わせて柔軟に考えることも大切ではないかと思います。
さて断捨離で有名なのが、片づけコンサルタントで「こんまりメソッド」でも名の知れた「こんまり」こと近藤麻理恵さんです。
幼い頃から家事や片づけや整理整頓に関心を持ち、今では私生活の中で編み出した独自の断捨離術が日本のみならず海外からもとても注目されています。
ミニマリスト生活や断捨離を始めてみたい方は、是非下記の「こんまりメソッド」を参考にされることをおすすめします。
こんまりさんも、「こんまりメソッド」の中で、断捨離の極意として「触った瞬間に”ときめき”を感じるかどうかで判断する」と言っています。
つまり断捨離の極意は、「何を捨てるか」ではなく、「何を残すか」ということなのです。
残すモノを選ぶときには、モノを一つひとつ手にとって、触れてみることが重要だと彼女は言っています。
体の反応を感じて、ときめくモノは残し、ときめかないモノは手放す。
こうすることで、自分にとって「持っていて幸せになる」「心がときめく」モノだけに囲まれた生活を手に入れることができるのだそうです。
「持っていて幸せになる」「心がときめく」モノに囲まれた生活、想像するだけでワクワクしますよね。
つまりミニマリストは、本当に好きなモノしか周りに置かない究極のこだわりの人たちなのです。
また、本当にモノを大切にする人たちとも言えると思います。
ミニマリスト生活を始めると暮らしの質が格段に向上します。
先ほども書いたとおり、ミニマリスト生活を始めると家の中はとてもシンプルで整理整頓しやすい環境になり、片付けやお掃除も簡単になります。
これにより家事の時間が減り、結果自分の自由な時間も増えることに繋がります。
また、断捨離で不要な物を処分することで、例えば毎朝の着る服で迷ったり、食事で使うお皿に迷ったりといった選択の機会が大幅に削減されます。
生活は常に選択の連続ですから、選択の機会が少しでも削減できれば不要なエネルギーを使わなくて良くなり疲れにくくなります。
また、好きな物だけに囲まれた生活を送ることで、心が軽やかになり、無駄にイライラすることもなくなります。
さらに常に部屋が整理整頓されているというのは、運気もアップしますし、とても健康にも良いという研究結果もあります。
あと、忘れてはならないのが、ムダな出費が大幅に削減できるということです。
ミニマリスト(=断捨離)は、本当に好きな物や必要な物しか買いませんので、ムダな出費を大幅に抑えることができます。
「何となくあると便利かな」、「何にとなく着そうな服かな」といった何となくで買うことを止めて、「絶対に便利」や「とってもお気に入りの服」といったように、最上級の気持ちで選んだものだけを買うようにすれば良いのです。
ミニマリスト生活はお財布にもとても優しいのです。
このようにミニマリスト生活は、暮らしの質を大きく向上させてくれる新しいライフスタイルと言えます。
このようにミニマリスト生活は、暮らしの質を大きく向上させる効果が期待できます。
私はまだミニマリスト生活と呼ぶには遠い気がしますが、まずは生活に欠かせない物や心ときめかない不要な物を処分するところから始めています。
「こんまりメソッド」を参考にしながら、不要な物はヤフオクやメルカリなどのオークションサイトを活用し処分するようにしています。
処分というと聞こえが悪いように感じますが、必要としている人に譲るわけですから、有効活用と言った方がしっくりくると思います。
しかもそれでお小遣いも増えるのですから、こんな有難いことはありません。
断捨離は決して物を捨てるのではなく、リユースするという考え方を是非理解して欲しいと思います。
春は新生活がスタートする時期でもありますので、ミニマリスト生活を始めるにはとても良い季節です。
是非皆さんもミニマリスト生活を始めてみては如何でしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。