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こんにちは、田舎もん坊主です。
人生において失敗しない人はいません。
逆に何ひとつ成功しない人もいないと思います。
人は誰しも失敗と成功を繰り返しながら生きていますが、結果を出すためには失敗と成功の繰り返しの連続ではないでしょうか。
私自身もそうですが、失敗を恐れるがあまり新しい事に挑戦することを避けたり、変化することを恐れたりして何ひとつ結果を出せないでいた時期がありました。
何かを始めても成功した自分のイメージが湧かなかったり、初心を忘れてしまっていたことで思うような結果を出せなかったことも多かったと思います。
結果を出すために大切なことはいくつかありますが、特に大切なのことが2つあります。
- 失敗を恐れず成功をイメージすること
- 初心を忘れないこと
これらは結果を引き寄せるためにはとても大切なことです。
今回は、良い結果を引き寄せるために大切な心構えについて書いてみたいと思います。
- いつも失敗ばかりしている人
- なかなか結果を出せないでいる人
- 新しい事に挑戦してみたい人
誰しも失敗は避けて通りたいものですが、結果を出すためには失敗は大きな武器になります。
とは言え、望んで失敗する人もいないと思いますが、大切なのは失敗を恐れず挑戦するということです。
新しいことに挑戦することは、それ相応の勇気とエネルギーが必要になりますが、失敗という経験がエネルギーとなって記憶に残ることになります。
後にそのエネルギーがスキルや新たなアイデアとなり、結果的に成功を引き寄せることになるのです。
私は仕事や日頃の生活習慣が原因でうつ病を発症し、50歳を機に長年勤めた会社を早期退職しました。
うつ病がきっかけにはなりましたが、長年の「独立したい」という夢を叶えたかったのが本当の理由です。
独立の形はたくさんありましたが、私はコーヒーや人とのコミュニケーションが好きだったこともあり、カフェを開業することを決意しました。
そのためにスクールに通ったり独学で一生懸命勉強もしました。
満を辞して開業したカフェですが、わずか数ヶ月でうつ病を再発し、休業(事実上の廃業)を余儀なくされました。
多額の退職金を注ぎ込み、短期間でその殆どを失ったことは、私の人生で最大の失敗体験となりました。
その経験のおかげでビジネスの難しさや、助けてくれた家族や仲間の大切さを再認識することができました。
今ではとても良い経験だったと感じています。
そして今ではその経験を活かし、ブログなどを通じてたくさんの記事を発信できるようになりました。
私のうつ病経験や克服法については、下記の記事でまとめていますのであわせてご覧ください。
このように、失敗を恐れて挑戦すらしないのはとても勿体ないことです。
失敗することばかりイメージして本来の力を発揮できないのも結果を出しにくくする要因となります。
「失敗してもいいや」、「むしろ失敗は喜ばしいこと」と考えて、臆することなく挑戦してみるのが成功の第一歩となるのです。
他人の人生を見て「成功者」とか「勝ち組」などという人もいますが、成功かどうかは他人が決めることではなく、あくまでも本人が決めることです。
ましてや人生に勝ち負けなど存在するはずがありません。
それらはすべて世間や他人が決めた価値観に過ぎず、人生が成功したかどうかは自分が感じることなのです。
例え成功者と呼ばれる人と同じ結果を出したとしても、それをどう感じるかは人それぞれなのです。
「あの人のようになりたい」と思うことも大切ですが、自分がどうなりたいかや成功した時の自分を具体的にイメージしてみることも大切です。
話は変わりますが、皆さんは「初心忘るべからず」ということわざをご存知でしょうか。
これは世阿弥の名言で、現代では一般的に「最初にはじめたときの気持ちに戻ることが大切」という意味です。
一方で『花鏡』に書かれている「初心忘るべからず」にはもう少し深い意味があるようです。
未熟だったときの芸も忘れることなく、その年齢にふさわしい芸に挑むということは、その段階においては初心者であり、やはり未熟さ、つたなさがある。そのひとつひとつを忘れてはならない
『花鏡』現代語訳
とても意味深な言葉ですね。
「人はいくにつなっても挑戦し続けるものであり、どの時点であっても皆が初心者であり未熟でヘタクソだということを忘れてはいけない」という意味だと思います。
常に初心者の気持ちで事に臨むことがとても大切だということがおわかりいただけると思います。
話が脱線してしましたが、結果を出すための大切なポイントを整理すると以下のとおりです。
成功した姿をイメージする
初心を忘れない
何かを始めた当初は、右も左もわからず細心の注意を払うものです。
慣れてしまうと、どうしても驕りや自惚れが出てきてしまい、注意が散漫になります。
結果、失敗やトラブルにつながることも少なくありません。
失敗を恐れず、成功した自分をイメージし、常に初心者であることを忘れずに挑戦し続けることが大切なのだと思います。
心の初心者マークをずっと持ち続ければ、きっと結果はついてくるのではないでしょうか。
つい最近も、某市長が表敬訪問した女子ソフトボール選手の金メダルをかじったり、某野球評論家が女子ボクシングを蔑視発言したりするなど年配者の言動が大きな問題になりました。
これらは古い価値観を捨てきれず、時代の変化に対応できなくなってしまった人が無意識に起こしてしまった愚行ではないかと思います。
世間から孤立しないためにも、常に時代の変化に敏感で自らが変わる勇気を持ち続けることが大切です。
是非今回の記事を参考に、いくにつなっても挑戦し続ける気持ちを忘れないようにしていただければ幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。