調味料や塩風呂だけじゃない。意外と知らないお塩の使い方と効能。

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こんにちは、田舎もん坊主です。

皆さんは日頃お塩を何に使っていますか。

意外に調味料だけという方も多いのではないでしょうか。

もちろん調味料としてお塩を適量に摂取することは、生命に直結する大切な働きがあり、その効用は言うまでもありませんが、お塩を調味料として使うだけでは、その効能を十分に活かせていないかも知れません。

今回は調味料以外でのお塩の使い方と、その効能についてご紹介します。

この記事でわかること

  1. お塩の歴史と効果
  2. 調味料以外のお塩の使い方
  3. 正しい塩風呂の入り方


お塩の歴史

具体的な使い方の前に、お塩の日本での歴史を振り返ってみましょう。

日本で塩が使われるようになったのは諸説ありますが、縄文時代の終わりから弥生時代頃と言われています。

古事記に出てくるシオツチノオキナが、製塩の創始者とされています。

当時は、海藻を天日乾燥させ、何度も海水をかけることにより塩の結晶を作る「藻塩焼き」という製法だったそうです。

その後、揚げ浜式塩田、入浜式塩田、流下式枝条架式塩田などの製法を経て、現在では、イオン交換膜と電気エネルギーを利用してかん水を採り、真空蒸発缶で煮詰める製法が主流となっています。

ちなみに世界的には、メソポタミア文明やエジプト文明といった古代文明の頃には、すでに塩は使われていたようです。

そんな歴史のあるお塩ですが、古くから調味料以外にも様々な使い方で親しまれてきました。

その具体的な使い方と効能をみていきたいと思います。

さまざまなお塩の使い方と効能

塩風呂

お塩をお風呂に入ると、塩分が体をコーティングしてくれるので、保温・保湿効果が期待できます。

結果、湯船に浸かっているときもそうですが、お風呂をあがってからも発汗作用が続きます。

また、体を温めて汗を流すことで、さまざまな健康・美容・ダイエット・殺菌効果をもたらしてくれます。

入れるお塩の量は一握り程度もあれば十分です。

ちなみに塩風呂に20〜30分ほど入ると、ウォーキングなどの有酸素運動60分に匹敵する汗をかくそうです。

但し、精製された塩は「塩化ナトリウム」の塩の場合が多く、カルシウムなどのミネラル成分が含まれていないため、十分な効果が得られません。

塩風呂に使う塩は、岩塩などの天然塩を入れるようにしましょう。

あと、塩風呂に入ることで、大量の水分が失われますので、風呂上りは脱水症状にならないよう十分な水分補給を心がけましょう。

水道水でも構いませんが、シリカ水をおすすめします。

シリカ水は、美容効果やデトックス効果、新陳代謝の活性化が期待できるので、塩風呂とセットで飲めばより高い効果が見込めます。

シリカ水の効果については下記の記事でまとめています。

洗身・洗顔・洗髪

塩風呂と似ていますが、直接お塩で身体や顔を洗う方法です。

「塩浴」という場合もあります。

ボディソープや石鹸、シャンプーやコンディショナーなどを使わずに、塩のみで体や顔、髪の毛を洗浄します。

「塩で本当に汚れが取れるのか」という疑問もあると思いますが、塩には洗浄力は無いため、余分な皮脂を浮かせて出す際に、毛穴につまった汚れを一緒に排出する効果で洗浄するようなイメージです。

但し、塩を直接身体に塗ることになるので、アトピーなど皮膚に疾患がある方や皮膚が弱い方は避けた方がいいと思います。

私は「塩浴」を試したことがありませんが、体重が減ったり、むくみや冷え性が改善したという方もいらっしゃいます。

「塩浴」について興味がある方は、下記のブログをご参照ください。

盛り塩

盛り塩は、人や場所のネガティブなエネルギーを取り除くことができます。

神棚や玄関、あるいはトイレやリビング、寝室などに皿に塩を盛って置いている方を見かけたことはないでしょうか。

これは邪気払いや魔除けのためです。

盛り塩は置いておくだけで効果が得られるため、とても手軽な浄化方法と言えるでしょう。

お清め塩

お通夜や葬儀の後にお塩が配られる場合がありますが、これは「お清め塩」といって、邪気払いのために配っているものです。

また、自宅に帰ってから自分で塩を身体にかける方もいるでしょう。

お清め塩も盛り塩同様、ネガティブなエネルギーを取り除く効果がありますので是非試してみてください。

塩を舐める

お塩には、マイナスのエネルギーを中和する効果があります。

不安や恐怖、イライラなどネガティブな感情をリセットしたい時や、心のモヤモヤを取り除きたい時などに摂取すると効果が期待できます。

お塩(天然塩)をそのまま舐めてもいいですし、適量を水に溶かして飲んでも良いです。

エネルギーの汚れを洗い流し、本来のポジティブな思考と行動力を取り戻しましょう。

他にも、塩を使って魚や貝類を洗ったり、パワーストーンを浄化したりと様々な使い方があります。

今回ご紹介したのはほんの一例ですが、是非皆さんも試してみてはいかがでしょうか。

お塩の好転反応

塩風呂や塩浴、塩を大量摂取した場合には、好転反応が出る場合があります。

好転反応とは、身体の浄化により、一時的に体調不調や具合の悪さが症状として現れることです。

整体や鍼灸治療の後も同じような好転反応がありますが、あくまでも浄化のための一時的作用ですので、暫くしたら治ります。

ただ1週間以上症状が改善しない場合は、病院などで診てもらうようにしましょう。

主な好転反応には以下のようなものがあります。

  • 風邪に似た症状
  • だるさや眠気が起こる
  • 湿疹やアトピーの悪化
  • 尿の色が濃くなる
  • 下痢、便秘
  • 肩こりや筋肉痛のような症状
  • 不安・イライラ
  • 寝つきが悪い

あくまでも一例ですが、慌てず対処するようにしましょう。

まとめ

今回は私たちの生活にとても身近なお塩の使い方と効能をご紹介しました。

どの項目も共通して大切なポイントは、精製塩ではなく天然塩を使う点です。

精製塩を摂り過ぎると高血圧に繋がるばかりか、動脈硬化や脳梗塞、心筋梗塞の原因にもなります。

もちろん天然塩を摂りすぎても身体には良くありませんが、適量の天然塩は身体に良い効果もたくさんあります。

私が普段使っているのは、瀬戸内の塩という塩です。

もちろん料理でも使えますし、1Kg入りが15袋入って2,500円程度ですのでとってもお得です。

もしどの塩がいいのかわからない方は、瀬戸内の塩を使ってみてください。

是非塩の効果を最大限活用して、心と身体の健康を維持するようにしてくださいね。

なお、本記事に掲載した健康効果はその効果を保証するものではありませんので、実践される場合はご自身のご判断と責任においてお願いします。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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