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こんにちは、田舎もん坊主です。
何となく脳トレは認知症にいいとは知っているものの、その具体的な効果をご存知の方は少ないのかも知れません。
脳トレとは、脳を活性化することで脳の老化防止や認知症予防にも繋がるとされる脳のトレーニング法です。
クイズやクロスワードパズルなどが有名ですが、果たして脳トレは本当に健康維持に効果があるのでしょうか。
今回は脳トレの知られざる効果とおすすめの脳トレ法をご紹介します。
認知症予防の他にも、老化防止や若返り、うつ改善にも効果がありますので、興味がある方は是非お試しください。
- 脳トレの効果について知りたい方
- 老化防止や若返りに興味がある方
- 認知症を予防したい方
- うつ症状を改善したい方
前述したように、脳トレは脳を活性化し、脳の老化防止や認知症予防にも繋がると期待されています。
しかし、脳機能はある程度年齢を重ねると低下傾向に転じるとされています。
体力や筋力は毎日の運動習慣で低下を防ぐことができますが、脳は運動習慣だけでは鍛える事ができません。
身体と同様に普通の生活をしていても、体力や筋力が低下していくのと同じで、脳もその機能が低下していくのです。
脳を鍛えるためには、積極的に脳を使う習慣を身に付ける必要があるのです。
年齢と共に物忘れが多くなったり、人の名前や言いたい言葉がなかなか出てこないなど誰にでも経験があると思います。
これらはまさに脳が老化しているからこそ起きるものなのです。
イギリスのエクセター大学とキングス・カレッジ・ロンドンの調査で以下のような興味深い結果が出たそうです。
2万人程度の参加者に対し、どのくらいの頻度で言葉と数字のパズルを行なっているかをたずね、認知テストを実施した結果、パズルに定期的に取り組んでいる人ほど、注意力・推論力・記憶力を評価するタスクが優れていたのだそうです。
取り組んでいない人に比べ、平均して8歳若い脳機能を持っているとのことでした。
とても興味深い結果だと思いませんか。
脳は日頃から積極的に使えば、老化防止や若返りに繋がるのです。
脳トレは、脳の老化防止や認知症予防の他にも、子どもの能力向上にも繋がるとされています。
また、うつ病などの精神疾患の症状改善にも効果があると言われています。
脳が活性化することで、自律神経を整える効果があるのです。
これら以外にも、
- 記憶力向上
- 思考力向上
- 認知機能向上
- ストレス解消
などの効果があると言われています。
少し医学的に言うと、脳トレによって、脳の司令塔としての前頭前野の働きが活発になります。
前頭前野は、考えたり、行動や感情をコントロールしたり、記憶したりする働きがあります。
前頭前野の働きが活発になることで、これらの働きがより促されるということです。
脳トレの方法はたくさんありますが、それこそクイズやクロスワードパズルもそうですし、ゲームや折り紙なども効果があると言われています。
DSやプレステに勤しんでおられる方は、毎日脳トレしているようなものかも知れません。
しかし、クイズやクロスワードパズルのために本を買ったり、ましてやゲーム機を買うのはあまり現実的ではありません。
今回はそんな脳トレ法の中でも、身近にあるものやサービスを活用することで誰もが手軽にできる脳トレ法3選をご紹介したいと思います。
テレビでニュースを観たり、スマホでニュースを読んだりすることはとても手軽にできる脳トレ法です。
それだけ!?と思われるかも知れませんが、ボーッと観たり読んだりするだけでは残念ながら脳トレにはなりません。
ニュースの内容をしっかりと理解し、自分なりに考えてみることが脳トレに繋がるのです。
ここ最近はコロナ関連のニュースが多いですが、例えば「ウレタンマスクの是非」を特集していたとします。
ただ読み流すだけでは「ふーん」で終わってしまいますが、その背景や意味を自分なりに解釈し、「自分ならこうする」ということまで考えられればこれは立派な脳トレになります。
頭の中で情報を整理し、思考する事が脳トレに繋がるのです。
私は毎日スマホでニュースを読むようにしています。
記事の中から興味がある記事をピックアップし、自分なりに理解を深め、参考になりそうな情報があればメモ機能で保存しておきます。
これは余談ですが、ストックした記事は、ブログを書く時の参考情報として活用できます。
ニュースはとても身近で手軽な脳トレ法です。
日記をつけるということは、その日一日の記憶を思い出し頭を整理する必要があります。
もちろんそれだけでも脳トレに繋がるのですが、それを言語化し、書くことによって手を動かすことでさらに脳が活性化されるのです。
できれば文字数を100文字程度に制限してみるのも良いと思います。
そうする事で、自分の気持ちを100文字にまとめようとする意識が働き、より脳トレ効果が期待できます。
日記は後からその日の出来事を振り返ることができますので、その時も記憶が蘇ることで脳トレに繋がるのです。
もちろん日記を書くことで、負の思考や感情を浄化しますのでストレス解消にもなるのです。
実に上手くできていると思いませんか。
是非100文字日記を始めてみてはいかがでしょうか。
意外に思うかも知れませんが、ツイッターなどのSNSで自分の思いを発信することは脳トレそのものなんです。
100文字日記と通ずるところもありますが、Twitterでつぶやく際は140文字の制限があります。
140文字で自分の思いをコンパクトにまとめ、相手に伝わる文章を書くというのはとても脳トレ効果が高いのです。
まさに100文字日記のデジタル版と言ったところでしょうか。
ツイッターも日記同様、後からツイート記事を振り返ることができますのでとても便利です。
私は一日5〜10件程度毎日ツイートするようにしています。
これを日課にしてから、うつがとても改善したと感じています。
但し、SNSに依存しすぎると逆効果にもなりかねませんし、眼精疲労にも繋がりますので、ほどほどに利用するようにしましょう。
うつ病とツイッターの相性の良さや効果については下の記事でまとめていますのであわせてご覧ください。
これら以外にも脳トレ法はたくさんあります。
興味がある方は下記の書籍がおすすめです。
今回は手軽にできる脳トレ法3選をご紹介しましたが、脳トレは常に新しい情報に触れ、新しいことに挑戦することが大切だと思います。
それが脳に適度な刺激を与え良いストレスとなって、健康促進に繋がるのだと思います。
『良いストレス』の健康効果については下記の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
本記事で、脳トレが脳の老化防止や認知症予防に繋がるということが何となくでもご理解いただけたなら幸いです。
前述したように、脳トレを難しく考える必要はありませんので、手軽な方法で脳トレを始めてみることをおすすめします。
大切なのは自分なりの方法を見つけて、習慣化することです。
三日坊主にならないよう楽しんで脳トレすることも大事です。
なお、本記事に掲載した「脳トレ法」はその効果を保証するものではありませんので、実践される場合はご自身のご判断と責任においてお願いします。
是非自分に合った脳トレ法で、心と身体の健康を維持するようにしてくださいね。
最後までご覧いただきありがとうございました。