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こんにちは、田舎もん坊主です。
皆さんは侍呑み(さむらいのみ)という言葉をご存知でしょうか。
殆どの方はご存知ないと思いますが、私はずいぶん昔から侍呑みを独自の健康法として実践してきました。
何やら怪しいと思う方もいるかも知れませんが、侍呑みは健康にも効果があるとても健全な飲み方なのです。
特にコロナ禍で家で飲む機会が増えている現在においては、とても理にかなった飲み方だと思います。
今回は、私がほぼ毎日やっている侍呑みの流儀や健康効果などおすすめの理由をご紹介します。
今回は健康にも効果的な「侍呑み」を紹介するよ!
私は侍呑みをかれこれ20年以上続けてるけど、今でも体型を維持しながら健康に生活しています。
コロナ禍の今だからこそ、是非侍呑みに挑戦してくださいね!
- 家飲みをもっと楽しみたい方
- ひとりでお酒を飲むのが好きな方
- お酒も自然も大好きな方
- 毎日お酒を飲んでも健康でいたい方
侍呑みとは、簡単に言うと酒の肴はあまり食さず、田舎の風景や月の明かり、虫の声、鳥のさえずり、風の音などの自然を肴に酒を呑む飲み方のことです。
ちなみに酒の肴とは、つまみやあてとも言いますが、語源は違えどどれも同じ意味で、あてという言葉は主に近畿地方で使われているようです。
俗にいうカラ酒とも言えますが、カラ酒は原則、何も食べないでお酒を飲むことですが、侍呑みはおつまみ程度に食べることもあるというのが異なる点です。
日本酒好きの方で塩だけなめてお酒を飲む人がいますが、それに近いかも知れません。
何故この飲み方を侍呑みと呼ぶかと言うと、古くから「武士は食わねど高楊枝」という言葉があります。
かつて武士は、たとえ生活が貧しく、食事を満足に出来ない状況にあったとしても、満腹を装って楊枝を咥えてみせるべきだとされていました。
現在では「見栄っ張り」の意味で使われますが、本来は「貧しい環境であったとしても、表にはそれを出さずに気品高く生きていくべきである」という武士の美徳を表した言葉なのです。
つまり侍呑みとは、「たとえ酒の肴がなくても、”自然”という素晴らしい地球の恵みを五感で感じながら、気品高く酒を嗜む」という意味なのです。
チョット強引かも知れませんが、これが私が侍呑みと呼ぶ所以です。
一般的な飲み会といえば、人数を問わず一緒に飲む相手がいて成立するものですが、侍呑みは独りで呑むのが前提です。
もともと物思いにふけながら独り酒をするのが好きだった私は、マイホームを建てたのを機に誰に教わったわけでもありませんが、いつしか侍呑みをするようになりました。
最初は流儀などまったく意識していませんでしたが、侍呑みを続けていくうちに何となく自分の中での流儀ができてきました。
そんな侍呑みの流儀ですが、多少自分なりのこだわりポイントがあるので、いくつかご紹介します。
流儀のポイント
あくまでも個人的な流儀ですが、そのポイントをご紹介します。
- 独りで呑むこと
- 呑む場所は、自然を感じられる屋外(縁側やテラス、ベランダ)が最適
- 食べ物はあまり食さず、自然(田舎の風景、月の明かり、虫の声、鳥のさえずり、風の音など)を肴に呑むこと
- 心を穏やかにし、物思いにふけること
- 時間は夕刻から夜の時間が最適
- 泥酔するまで呑まないこと
- 家族に迷惑は掛けない
どれも大事なポイントですが、一番大事なポイントは③番です。
美味しい酒の肴を食すと意識が食にいってしまいますし、原則自然を肴に呑むのが侍呑みの真骨頂だからです。
まさに侍の美徳に通ずるものがあると思います。
酒の種類とおすすめのセレクトショップ
酒の種類は問いませんが、日本酒か焼酎あたりが「侍呑み」には適していると勝手に思っています。
洋酒や酎ハイやカクテルなどは何となくイメージが異なるように感じます。
日本に脈々と受け継がれた伝統あるお酒が侍呑みには最適だと思います。
定期的に家飲みされる方は、珍しい日本酒やテーマ別のスター銘柄を集めた、日本酒のセレクトショップ「未来日本酒店オンラインストア」からの購入がおすすめです。
日本酒好きな方には珍しい日本酒をみつけていただけることももちろんですが、初心者の方にむけたおすすめの日本酒をセレクトした記事も投稿していますので、ニーズにあった日本酒をお選びいただけます。
日本酒以外のビールやジンなどでも、お酒好きなら一度は飲んでみたい話題の銘柄が豊富にあります。
なぜ侍呑みなのかと言われると、「好きだから」としか言いようがありませんが、自分では次のような副次効果があると考えています。
- 季節の移り変わりを肌で感じられる
- リラックス効果があり心を穏やかにしてくれる
- 今日一日起きた出来事を整理することで頭の中をリセットできる
- 自分と向き合う時間が確保できる
- 平凡でもささやかな幸せを感じることができる
- あまり食べないので太りすぎない
侍呑み生活を続けて約20年、よほど天候や体調が悪くなければ、ほぼ欠かさず毎日続けてきました。
単なる飲兵衛という言われればそれまでですが、どんな趣味でも20年続けようと思うとなかなかできることではありません。
もちろんその間も病気はしましたが、酒で身体を壊したことはありませんし、今でも20年前の体型と体重を維持できています。
今でも侍呑みが心と身体の健康に一役買っていると信じて疑いませんし、これからも続けていきたいと思います。
環境的には、身近な自然が多い田舎暮らしの特権かも知れませんが、都会暮らしの方でもベランダやテラスにプランターなどで緑を作ったり工夫次第で十分可能だと思います。
月の明かりや虫の声、鳥のさえずり、風の音は都会暮らしでも十分味わえると思います。
今回は聴き慣れない侍呑みの流儀と健康効果をご紹介しました。
何より大好きなお酒を、大好きな自然を相手に飲めるのが、とても幸せな時間だと感じています。
今はコロナ禍で外食そのものが制限されていますが、侍呑みは家でひとりで楽しめますのでコロナ対策としてもとても有効だと思います。
侍呑みは大人の特権でもあり、私の心と身体の大切な健康法です。
侍呑みに限らず、皆さんも自分なりの健康法を見つけて、健やかな日々をお送りください。
私が試した健康法で、特におすすめの健康法を下記の記事でまとめていますので、あわせてご覧ください。
最後までご覧いただきありがとうございました。