50歳で早期退職してわかったことは『人生は何度でもやり直せる』ということ。

こんにちは、田舎もん坊主です。

私は50歳の節目のタイミングで、30年以上勤めた会社を早期退職しました。

退職理由は、うつ病が悪化したこともありますが、長年の夢だった独立というスタイルを実現したかったからです。

その後の経歴はプロフィールにも掲載していますが、退職後はカフェを開業し、その後も紆余曲折あって今はブログを書いたり、ライターの仕事をしています。

以前勤めていた会社は、これまで大手通信企業ということだけで社名は伏せてきましたが、以前は西日本電信電話株式会社(通称:NTT西日本)に勤務していました。

これといった心境の変化があったわけではありませんが、今年で退社して丸3年が経過したことと、会社名がわかった方が、よりイメージが湧きやすいのではないかということで、今回公表することにしました。

ということで、今回は「50歳で早期退職してわかったこと」をについて書いてみたいと思います。

実際いろんなことがわかったような気がしますが、結論は『人生は何度でもやり直せる』ということです。

会社を退職しようかやめるべきか悩んでいる方は、是非参考にしていただければと思います。

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長年勤めた会社を退職した理由

私は会社勤めをしていた40代前半にうつ病を発症しました。

40代前半と言えば、一番脂がのった働き盛りの時期ですが、もしかするとそういう年齢だっかからこそ頑張りすぎたのが、うつ発症の一番の原因なのかも知れません。

その後10年間は寛解と再発を繰り返し、まさに40代はうつとの闘いの日々が多かったように思います。

現在はうつとは縁遠い規則正しい生活を送っているおかげで、とても心穏やかで健康的な生活を送っています。

私が経験したうつ闘病と克服法については、下記の記事でまとめていますので良かったらご覧ください。

【うつ病体験談】辛く苦しい地獄の日々のはじまりと終焉 10年患ったうつ病を約半年で克服。その方法を余すことなくご紹介。

うつ病が退職のきっかけになったのは間違いありませんが、30代の頃から「もしかすると自分はサラリーマンに向いていないのではないか」、「本当はもっとやりたいことがあるではないか」という気持ちが少なからず頭の片隅にあったのだと思います。

うつ病の再発がきっかけで、「もう限界かも知れない」といった感情や、「新しいことに挑戦してみたい」という気持ちが一気に爆発したような気がします。

それから程なくして、50歳を迎えた年に会社を辞める決意をしました。

会社を辞めるにあたっての葛藤

もちろん会社を辞めると決めたとはいえ、何も気掛かりがなかったわけではありません。

私の場合は、以前から夢であった独立の形としてカフェを開業することを決意したのですが、収入のことやこれからのライフスタイルのことなどさまざまな葛藤がありました。

一番の問題は安定収入が確保できるかどうか

中でもこれからの収入のことは、とても大きな問題としてのしかかりました。

独身の方であれば、万が一失敗したとしても、自分が決断したことであれば諦めがつくかも知れませんが、家族がいる場合はそういうわけにはいきません。

もし事業が上手くいかず収入が途絶えることになれば、家族が路頭に迷うことになります。

特に住宅ローンが10年以上残っていた私にとっては、安定した収入が途絶えることは死活問題でした。

ですので、退職を決意してからというもの、毎日のようにカフェ経営の勉強をしたり、安定経営に向けた事業計画を考えるようになりました。

とはいえ、もちろん独立開業など初めての経験で、素人の私がどれだけ緻密な計画を立てたところで、そのとおりになるわけなどありませんが、とにかく自分が納得するまで考えてみることが大切だと思います。

その甲斐あってか、何とか「これなら何とかなるかも」といった変な自信だけは持てるようになりました。

あとは、その熱意と正直な気持ちを家族に伝え、もちろん最初は反対もされましたが、何とか理解してもらうことができました。

これからどんな人生を送るべきか

人生100年時代と言われて久しいですが、50歳は人生の折り返し地点に過ぎません。

今ここで決断したことが、残りの半分の人生を左右することにもなりかねません。

躊躇したり、慎重にならない人はいないと思いますが、私も「本当に辞めてしまっていいのか」と随分思い悩みました。

でも、それで命まで失うわけでもないし、「人生はなるようにしかならない」と考えることで、踏ん切ることができました。

会社への伝え方はどうすべきか

もうひとつ大きな悩みとなったのが、退職の意思を会社にどう伝えるべきかということです。

当時私は管理職という立場で、100名程の部下が働く職場でマネジメント業務に従事していました。

本来なら役職など関係ないのですが、やはり責任ある立場が故の悩みも大きかったと思います。

仲の良かった職場の同僚や、信頼できる上司に相談しましたが、やはり最初は思いとどまるように説得されました。

しかし、うつ病が悪化し休職が続いていたことや、自分の思いを伝え続けたことで、最後は快く了承してもらい、新たな門出をお祝いしてくれるようになりました。

くれぐれも自分で退職日を決めてから、ギリギリになって伝えるようなことだけは避けるべきだと思います。

もちろん「退職日の1ヶ月前までに書面で伝える」などの会社のルールはありますが、杓子定規な対応では会社も戸惑いますし、結果的に迷惑をかけてしまうことになります。

少なくとも3ヶ月から半年くらい前までに、退職の意向を会社に伝えるようにすべきだと思います。

ないとは思いますが、万が一会社が退職を拒否したり、なかなか受け入れてくれない場合は【退職代行ガーディアン】などの退職代行専門業者へ依頼するようにしてください。

全国即日対応してくれますので、安心して任せられると思います。

会社を退職するのは労働者の権利なので、臆することなく冷静に対応するようにしましょう。

退職後は失敗と失望の連続

思い切って新しい人生をスタートしたんだから、さぞかし幸せな人生になったのではないかと思う方もいるかも知れませんが、退職後は失敗と失望の連続でした。

これから人生をリスタートしようとしている方にとっては耳の痛い話かも知れませんが、それが現実だということです。

開業3ヶ月でカフェを休業

満を辞して開業したカフェだったのですが、開業3ヶ月目で体調を崩し、程なく休業(事実上の廃業)することになってしまいました。

理由はいくつかあるのですが、何より頑張り過ぎたこととと、想定以上にカフェの経営は難しかったということです。

接客は姪っ子に手伝って貰っていましたが、メニュー作りや集客、資金繰りなど考えなければならないことがとても多く、無理をしてしまったのが一番の原因だと思います。

もうひとつは所詮素人の事業計画だったということです。

自分なりにさまざまなシミュレーションを行い、集客やオペレーションの方法を考えたつもりでしたが、やはり無理があったのだと思います。

開業直後は、お客様にもたくさん来ていただき、円滑なオペレーションもできていたのですが、1ヶ月後くらいから客数は減り、売り上げも右肩下がりになっていきました。

月ベースでは何とか黒字を保っていましたが、膨大な開業資金を回収できるイメージが全く湧かないようになりました。

結果的に心身はさらに疲弊し、休業を決意することになりました。

つなぎのパートも半年で退職

休業後は自宅に戻り、しばらくの間休養生活が続きました。

以前通っていた心療内科を受診したところ、再びうつ病が再発していました。

かれこれ1年半ほど自宅療養を続けた結果、少しずつですがうつ症状が和らいでいきました。

本格的に働き出すことは難しかったのですが、パート程度であれば働けるのではないかということで、時給900円の介護施設の運転手として働き始めました。

数ヶ月した頃から、パニック障害のような症状が出始め、仕事の内容を変えてもらったりもしましたが、さらにうつ症状が悪化し、結果的に半年ほどでパートも辞めざるを得なくなりました。

Twitterとブログを再開し人生が好転

以上のように希望を胸に退職したはずが、結果は散々なものでした。

変な話し「もう人生詰んだかも」と本当に思いました。

パートを辞めてからしばらくして、時間を持て余すようになったこともあり、しばらく止めていたTwitterとブログを再開してみました。

もちろん何となく始めただけなので、フォロワーもいなければ、アクセスも殆どありませんでした。

しばらくは特に目的や目標もなく、何となくツイートしたり記事を書いたりしてたのですが、少しずつフォロワーが増え、反応があるようになってからは何となく楽しさを感じられるようになりました。

ブログの体験談は、他のメディアにも取り上げていただけるようになり、気がつくとそれが生活のルーティンになっていました。

今思えば、Twitterとブログを再開したことが転機となり、少しずつ人生の歯車が回り出したような気がします。

結果的に、今ではTwitterのフォロワーは2600人を超えるまでになり、ブログでも小遣い程度の収入を得ることができるようになりました。

Twitterフォロワーを1ヶ月で1000人アップさせるための運用方法

大袈裟に聞こえるかも知れませんが、諦めずにあれこれと試行錯誤を続けていれば、人生って思わぬことで好転するんだということを身をもって経験したような気がします。

心身が健康であれば人生は何度でもやり直せる

ここまでご紹介したように、会社を辞めてから多くのことを経験し、たくさんのことを学びました。

中でも大切だと思うのは、「心身が健康であれば人生は何度でもやり直せる」ということです。

私の場合は、うつ病という少し厄介ない病を抱えていたこともありますが、どんな小さな病気であっても心身が不健康だと身体が動かないばかりか挑戦する意欲すら失ってしまいます。

会社を退職するかどうかは別としても、健康は仕事や人生を楽しむ上で必要不可欠なものです。

健康な心身があれば、どんな状況になろうとも不思議と頑張ろうと思えるものです。

ですので、日頃から心身の健康を保つことができれば、何度でも人生をやり直すことができますし、より豊かな人生を送ることができるのです。

そのためには、不摂生な生活習慣を見直し、規則正しい生活を送ることがいかに大切かということです。

無理のない自分なりの健康法を見つけて、習慣化することが何より大切なのです。

私が実践して効果があった健康法を下記の記事でまとめていますので、良かったらご覧ください。

心と身体の健康増進!自宅で簡単にできる『お手軽健康法』

まとめ

今回は、私の経験も踏まえて「50歳で早期退職してわかったこと」を記事にしましたが、お伝えしたかったのは、「是非退職してみませんか」ということではなく、「人生は何度でもやり直しがきく」ということです。

後先考えず退職すると大きなリスクを伴うばかりか、人生を棒に振る可能性もあります。

もし退職を考えているのであれば、一度立ち止まって冷静に考えてみるのがいいと思います。

  • 本当に退職した方が良いのか?
  • 退職してまでやりたいことは、本当に自分のやりたいことなのか?
  • 退職して生活していけるのか?
  • 家族や周りは賛成してくれるのか?
  • 残りの人生どのように生きていきたいのか?

など、自問自答してみることがとても大切だと思います。

その上で、やはり退職したいという気持ちが変わらないのであれば、その時は退職するという選択もありだと思います。

いわゆる「70歳定年制」も施行され、終身雇用も事実上崩壊した今は、いかに自分に合った仕事を見つけるかが大事だと思います。

もちろん今の仕事が天職だと思っている人は、今の仕事を続けるのもありですし、そうでない人はなるべく早いうちに転職も視野に考えてみることも必要だと思います。

そのためには、早い段階から副業に挑戦してみるのもいいと思います。

自分は何が得意で、どんな仕事が向いているのか知るためには、副業はいい機会です。

将来転職も視野に入れているのであれば、副業に挑戦してみることをおすすめします。

競争社会に疲れた人へ。50代こそ転職や副業をした方が良い理由。

一度きりの人生楽しんだもん勝ちだと思いますので、変化を恐れずにいろんなことに挑戦してみてはいかがでしょうか。

最後までご覧いただきありがとうございました。